NYで大学を出てデザイナーになる (自己紹介3)

こんにちはAsukaです。

先週金曜日にブログを始めて今日で三回目の記事をアップいたします。

 

前々回から続く長い長い略歴のまとめを今日で終わらすべく書き上げたいと思います。

 

〜自己紹介最終章

<大学を出てデザイナーとして職を得るまで>

アメリカでは大学などの教育機関で1年以上勉強するとOPTという1年間の試用労働許可が申請をした留学生たちに降りるのでそれを使って働いてインターンシップをしてお給料を得ることもできます。わたしはこの1年間の労働許可を使い知り合いのつてをたどってインターンやフリーランスのロゴやWebのデザインなどグラフィックデザインの仕事をたくさん引き受けました。中にも無料同然の仕事もありましたが経験値やコネクションに繋がるならと嬉々として引き受けました。

その間にアーティストが申請できるビザ(O-1ビザ)の準備を着々と進めることにしました。弁護士を雇い、推薦書と過去の個展の履歴をかき集め、あらゆるメディアに露出する努力をし、後ろ盾となるスポンサーを見つけて申請に臨みました。(この頃お世話になった方々には今でも本当に感謝しています。)OPTが切れたと同時に運良く3年のO-1ビザを取得することに成功しました。

そこからフルタイム=正社員の仕事を探し始めて2−3ヶ月後にデニムデザイナーの仕事を獲得しました。Fashion Instituteで同じだった韓国人のUちゃんが「グラフィックならファッション系で受けたらどう?」とアドバイスをくれたのがきっかけでファッション専門のリクルーティングサイト(Stylecareer.com)で目ぼしい会社にレジュメ(履歴書)とカバーレター(志望動機を書いたレター)を送り続け、本当にファッション業界で仕事を見つけたのでした!当初希望していた広告系やWeb系ではなくファッションのグラフィックという考えたこともないキャリアのの切り口でしたが、ここから私のファッション・グラフックデザインのキャリアがスタートしたのでした。

その時私を雇ったのはVigossという新進のプレミアムデニムブランドで小さいながら勢いのある会社で当初何もわからない私が数多くのことをこの職場から吸収させてもらいました。上司にデザインを盗まれたり左遷されたりとつらい経験ももちろんありましたが、ここでの経験をもとにそれからのキャリアが積み上がっていったのは間違いありません。その後私はもっと大きな組織、NINE WESTのデニム部門に転職し、そこからロサンゼルスの強豪ブランドに転職をするに至ります。それらの詳細はまた今後の記事で書いていこうと思っています。

 

本日も読んでいただいてありがとうございました。

 

もしアメリカのファッション業界やデザイン業界で働くことをお考えの方へのヒントや励みになることを願っています。

 

それでは! Asuka